スーパー戦隊50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』が、毎週日曜午前9時30分より、テレビ朝日系列にて放送中です。
本作は、その名の通り最高最強のナンバーワンを目指し、動物や恐竜=「獣(けもの、ジュウ)」をモチーフにした6人のヒーローが大活躍!全て集めると願いが叶う指輪「センタイリング」を巡って、ナンバーワン対決で争います。敵組織「ブライダン」や世界を滅ぼす存在「厄災」との戦いも激化する中、ゴジュウジャーの指輪争奪戦はどんな結末を迎えるのでしょうか。
アニメイトタイムズでは、最終回放送直前のゴジュウジャーキャスト5人による連載インタビューをお届け!
最終回放送まであと1日!ゴジュウウルフ/遠野吠役・冬野心央さんの登場です。終盤の吠の芝居や最終回の見どころについて語っていただきました。
現場でその時の気持ちを演じるお芝居
ーー終盤の吠について伺っていきたいと思います。第43話でクオンとの長きにわたる因縁に決着がつきました。撮影はいかがでしたか?
ゴジュウウルフ/遠野吠役・冬野心央(以下、冬野):第43話は、今までの撮影の中でも上位に入るくらい印象に残る回でした。長く続いていた兄弟の結末というか、クオンの最期でもあったので特に印象に残っています。クオンが死ぬシーンを撮った時、僕が泣くシーンで感情を引き出そうとしてくれたのか、カルマさんが最後に「弟が心央で良かったよ」と言ってくれたんです。そこですごく気持ちも入りましたし、手助けしてくれたカルマさんの愛を感じたのが印象的でした。
ーー第44・45話では、ニンジャレッド・サスケ役の小川輝晃さんが登場しました。先輩レッドとの共演はいかがでしたか?
冬野:面白かったです。アドリブをたくさん入れていらっしゃって、それが毎回面白かったんです(笑)。小川さんに「令和っぽい受け答えの仕方ないか?」と聞かれて、「それなー」と返しました。本番で小川さんが「それなー」とやってくださって、すごくギャルっぽくて面白かったですね。アクションシーンに関しても、30年くらい経っている中で、あんなに動けてカッコいいなというのが印象的でした。
ーー第48話のクライマックスでは、熊手真白が厄災のボス「レクス」と決着をつけ、吠の悲しみが溢れるシーンで終わります。
冬野:あれはめちゃくちゃ悲しかったですね。どう演じようかすごく考えたんです。キャラクターっぽくなり過ぎず、人間味あふれる芝居に出来たらなと思いながらあのシーンに臨みました。現場でやるのがお芝居なので、準備してきたものを一旦忘れて、その時の気持ちで演じました。本当に悲しみと怒りが入り混じったような感情があったのを覚えています。
ーーついに明日、最終回が放送されます。第49話『我ら、ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の見どころを教えてください。
冬野:遠野吠のことで言うと、願いのないところから始まり、いろんな経験や出会いを乗り越えて成長してきたと思うのですが、その一つの終着点が見える回になっていると思います。吠のこれからの意思が見える回です。「吠の願いは何なのか?」どういう終着点を迎えるのかに注目してほしいです。あとはシンプルにカッコいいところがたくさんあるので、是非注目してほしいです。
ーーファイヤキャンドル役・三本木大輔さんが「最終回は心央がすごくいい顔をしていた」というお話をされていました。
冬野:僕も最終回の三本木さんの表情が忘れられないです。三本木さんのちょっと情けない、哀愁の漂う顔を見てグッときたという話をしたら、三本木さんも「いやいや、それは心央だよ!」と言ってくれたんです。「心央の顔がすごく良くて」と言ってくれたので、そういう意味では心が通じ合っていたシーンだったのかなと思います。本当にお互いに影響し合って成立したシーンだなと思います。
吠の成長に、自分もついていこうと思った
ーークランクアップの思い出はありますか?
冬野:当初の予定ではゴジュウジャー全員でクランクアップする予定だったんですが、直前に僕が熱を出してしまって。1年を通して初めて体調不良で休んでしまい、それで僕と熊手だけクランクアップが一日ずれてしまったんです。だから全員一緒にというのはできなかったんですが、まずはゴジュウジャーのみんなのクランクアップを見ていました。
みんな感極まっていて、禽ちゃん(松本仁さん)は泣いていたし、ヒデ(鈴木秀脩さん)も涙ぐんでいました。神田さんはやっぱり大人だなという風格を感じましたが、若い子たちは泣いていて、そこですごく「ゴジュウジャー、もう終わるんだな」と実感しました。僕自身のクランクアップの時は、意外と冷静でしたね。あまり実感が湧かなくて、逆に「これで終わるのかな?」とちょっとふわふわした感じで終わっちゃいましたね。
ーー放送開始時のインタビューで「1年間で叶えたい夢や願い」を聞いた時に、冬野さんは「一回り成長できたら」とおっしゃっていました。ご自身としてはいかがですか?
冬野:成長しましたね。本当にいろんなことを経験できたので。日々の撮影はもちろん、アクションやアフレコ、ゴジュウジャーとしてファンの皆さんの前に立つことなど、いろんな経験をさせてもらいました。吠の成長に自分もついていこうという気持ちで撮影に臨んでいたので、いろんなことを経て成長した実感はありますね。
遠野吠との運命的な出会い
ーー1年間支えてくれたスタッフの皆さんに一言いただけますか。
冬野:1年間という長い期間があれば楽しいことだけじゃなく、大変なことも起こります。それに対するスタッフの皆さんの対応力がすごいなと思いましたし、現場には明るい方がたくさんいて、その明るさにキャストのみんなも支えられたなと思います。
松浦大悟プロデューサーが以前「ピンチはチャンスだ」と言っていたのですが、その言葉が現実になった作品だなと思いますし、それについていくスタッフの皆さんの人間力もすごいなと思いました。本当に尊敬していますし、感謝の気持ちでいっぱいです。
ーー田﨑竜太監督と話したことで印象に残っていることはありますか?
冬野:一つ挙げると、「また一緒に仕事がしたい」と言ってもらえたことです。別の現場でまた一緒に仕事がしたいと言っていただいたのが一番印象的で、普段あんまりそういうことを言わないイメージがあったので、心の底から嬉しかったです。これから自分自身も俳優として頑張って、田﨑監督と松浦プロデューサーとまたご一緒できるように頑張りたいなと思います。
ーー冬野さんご自身から、1年間演じてきた遠野吠に一言声をかけるなら何と伝えますか?
冬野:やっぱり運命的な出会いでしたね。自分で言うのも変ですけど、こんなに演じやすい役、自分に近い役というのは今後なかなかないと思うので。そういう運命的な出会いを経験できたのが本当に嬉しいなって思いますし、「ありがとう」と伝えたいです。
ーー最後に、1年間『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』、そしてゴジュウウルフ/遠野吠を応援してくれたファンの皆さんへメッセージをお願いします。
冬野:1年間、応援ありがとうございました!ファンの皆さんには、本当にこの1年間『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』という作品を盛り上げてくださり本当に感謝しています。この作品に携わる人は、やっぱりファンの皆さんの応援の言葉を聞いて励みになっていることが絶対にあると思いますし、僕自身、皆さんの応援に本当に感謝しています。
「1年間、本当にありがとうございました!」と伝えたいですし、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』という作品が終わってもヒーローは続いていくので、是非次のヒーローにも期待してほしいです。